旧生駒トンネル
大阪に隧道? そんなものあるか?
あっちゃったりするんですよ!!
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大阪、京都、奈良、三重、愛知
と近畿を縦断する巨大私鉄近鉄電車、我輩も名古屋に行
ったり吉野へ行ったりいろいろとお世話になってる鉄道会
社
ちなみに今回突撃する隧道は鉄道隧道
フツーに入れば電車が来て即捕まるだろう…
だが、今回のトンネルは廃トンネルです〜 |
大阪布施、から生駒山をブチ抜いて奈良へと結ぶ近鉄奈良線
その途中にある生駒山、そこには全長3kmにも及ぶ関西でも有数の私鉄のトンネルだ
列車本数も多く奈良から大阪へ抜けるにはもってこいの路線だが、生駒山を抜けるトンネルはかつて
鉄道事故至上最悪の事故が起きた現場でもある(旧トンネル)そんなトンネルを少し見てみましょう
石切駅の改札からずっとトンネル方面へ向かう道がある
その道をずっと行くと近鉄の変電設備が見えてくる、ココ
に行くにはその変電設備の横の小さな道を行くと良い
現場は民家が隣接しており、テレビの音や洗濯機の音が
聞こえていた、なんだか心が落ち着く |
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トンネルに行く前に少し見てもらいたいのがこれ
なんだか分かりますか?
そぅ、これはよく駅でも見かける白線です
つまりここはかつて駅だったのです
駅名は「孔舎衛坂」
……なんて読むってか? 俺も最初は読めなかっ
た webでいろいろ調べていくうちに『くさえざか』と
読むことが分かった |
もう二度と列車が訪れることがないホーム(大阪方面行き)のホームの奥には小さな神社?みたいなのがあった
階段を登ると上にも何かあるみたいですが今回は行かず手前の小さなお地蔵さんに手を合わせてきました
その横に生駒トンネルの貫通石があった… がこれに書かれてる昭和60年4月17日の日付が気になる…
旧トンネルの開通は1914年(大正3年)となっている…
もしや新トンネルの方かと思い調べてみると1964年(昭和39年)となっている…
ほいじゃこの昭和60年4月17日って何ということになる よくわからね
それはさておき トンネルに近づいてみる
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入り口はかなり厳重に閉ざされている…
よくあるフェンスでとりあえず級ではなく
鉄板で両サイドから上部まですべて囲われて
いる… |
右 トンネル内には照明と監視カメラが取り付けてあった照明3個 カメラ3個(?)だったかな
左 トンネルの奥からずっと続いてるパイプの先にはこんなものが…これは見た感じ排気管…
トンネル内にはなにかエンジンが置かれているようだ、なんとなくだが発電機のような気がするそれかポンプか
へぇへぇ厳重ですな…
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ドアにはレンズが入るくらいの小さな四角い窓が
あった、そこからレンズを入れフラッシュを炊いて
撮影をしてみる…
って 内部にはカメラが2台と照明4台があった
ここは軍事施設か?
ライフル銃を持った兵士が門の前に居ても不思議
じゃないなこりゃ…。
兵士「通行証を…」
釘猫「ねぇでゲス」
兵士「偽者!!〜撃て」
ダダダダダッ
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てか、なんでこんな廃トンネル一本にこんな警備が厳しいんだ?
その答えは簡単です
このトンネルはまだ現役ですから。
実はこのトンネルの生駒側395mを拡張工事を施し現在の近鉄東大阪線のトンネルとして使われている…
電車の中からひょっとしたら見えるかもしれません…(見えるのか?
また今度電車に乗ったときよく見てみることにします
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で、我輩が分かりやすくトンネルの内部の見取り
図を作ってみました まぁ参考程度に |
そして我輩はこの後大雨に打たれながら帰還したとさ
後日談
旧トンネルの中からは風が拭きだしていました、やはり貫通しているのですね
でも電車の音は中からは聞こえませんでした…
どうなっているのやら
あと、ここは事故が多発し有名な心霊スポットとなっていますが私は何も感じませんでした。
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